2021.11.25

糖尿病の初期症状として認知されている症状トップ3位、1位尿蛋白、2位口の渇き、3位は・・・?【糖尿に関するアンケート調査結果】

糖尿病の初期症状として認知されている症状トップ3位、1位尿蛋白、2位口の渇き、3位は・・・?【糖尿に関するアンケート調査結果】

アンケート結果から、認知度の高い糖尿の初期症状ランキング1位は尿蛋白、2位口の渇き、3位多尿という結果に。
見落としがちな初期症状だが、数値で分かることから尿蛋白の認知度が高くなったと考えられる。

 

株式会社ハーバルアイ(本社:福岡県福岡市 代表取締役:橋口遼)は、2021年の冬に行った糖尿に関する実態について、弊社が運営する漢方薬・健康食品のオンラインストア「漢方生薬研究所」会員の20代から80代の15,000名にアンケートを送付し「2021年冬の糖尿に関するインターネット自主調査」を実施いたしました。

 

【調査結果概要】
1.糖尿病の対策意識に変化なしが多数。コロナ禍によって意識が高まることは少ない模様。
「コロナ禍において糖尿病に対する対策意識に変化はありましたか?」という設問では、「変化なし」と答えた人は63.74%「意識が上がった・やや意識があがった」と答えた人は32.96%でした。

 

かえって「意識が下がった・やや意識が下がった」と答えた人は2.2%と非常に少数でした。コロナ禍では糖尿病問わず健康意識が高まっていると考えられます。

 

2.ユーザーの認知度の高い初期症状ランキングを発表!
「糖尿の症状として知らなかったものは以下のうちどれですか?」という設問では、1位尿蛋白、2位口の渇き、3位多尿という結果でした。
4位以下の順位はこちらです。
4位「目のかすみや視力低下」同率4位「性機能の減少」
5位「感染症にかかりやすくなる」
6位「足のしびれ」
7位「動悸、息切れ」

3.健康診断で血糖値に関する数値を指摘された人は34.07%。およそ3人に1人は糖尿病予備軍という結果に。
「血糖値またはHba1cが高いと指摘を受けた事はありますか?」という設問では、「はい」が34.07%、「いいえ」が63.74%、「未回答・健康診断を受けていない」が2.2%という結果でした。
いいえの割合が高いとはいえ、全体の3割以上が健康診断で血糖値に関する指摘を受けた経験があることが分かりました。

 

4.糖尿病が気になり始める年代は50代が最多。平均値は44.4歳と30代以下から気になる人もやや多め。
「何歳頃に『糖尿病』または『血糖値』が気になり始めましたか?」という設問では、1位「50代」2位「40代」3位「30代」という結果でした。
糖尿病は中高年になってから気になる人が多く、70歳を過ぎてから血糖値を気にする人は少なくなる傾向でした。

 

5.自分が糖尿病になるかもしれないと感じる人は全体の41.76%。
「将来、糖尿病になる可能性があると思いますか?」という設問では、「可能性があると思う」が41.76%、「どちらとも言えない」が27.47%、「既に糖尿病である」が17.58%、「可能性は無いと思う」が13.19%という結果でした。
多くの回答者が糖尿病への危機感を持っており、コロナ禍においての意識の高まりは少ない傾向ですが、関心や対策意識は変わらず持っている人が多いことが分かりました。

 

6.糖尿病や高血糖は「食事」で対策したい人が大多数!健康食品で対策したい人は少ない傾向
「糖尿病や高血糖をどのように対策していきたいですか?」という設問では、1位「食事」2位「運動」3位「食べる順番」という結果でした。

甘い物を控える、食べ過ぎないようにする等、食事に気遣うことで対策をしたいと考えている人は多いですが、それに対して食べる順番を意識する人は少なく、ベジファースト(野菜から食べること)による血糖コントロールの認知度はまだまだ低いと予想されます。

■その他に答えた人の回答
・血液をきれいにしたい
・よく噛んで食べるようにする
・運動せずに何とかしたい
・毎食何を食べたかを書き込む

 

7.冬に食生活が悪化する人95.42%。血糖値が上昇するイベントが多いことが要因。
「あなたの冬の食生活について当てはまるものを教えてください(複数回答可)」という設問では、1位「年末年始は運動不足を感じる」2位「クリスマスケーキは必ず食べる」3位「卓上のお煎餅やミカン等をついつい食べてしまう」という結果でした。
冬は外食や帰省等のイベントが多く、運動不足を感じる人が多数いるようです。また、クリスマスは、フライドチキンやピザよりもケーキを重視する方が多い結果となりました。

 

【専門家によるコメント】
ハーバルアイ管理薬剤師 石井佳郎

血糖値が高いと何故、体に悪いのでしょうか?
体には、ホメオスタシスと呼ばれている、体の状態を一定の状態で維持し続けようとする機能があります。
そのため、多少血糖値が上がりやすい食事を摂取しても、それを分解したり肝臓や筋肉などに貯蔵することで、血液中に必要以上存在しないように働く機能が備わっています。

健康診断などで血液検査に異常がなかったとしても、不摂生に心当たりのある方は、今の状態はこれらの機能を駆使して何とか処理出来ていると考えて、今後のためにも生活習慣を見直すのは大切です。

体の中で処理しきれなくなった糖は体を傷害していき、中には糖尿病性網膜症をおこして失明したり、腎臓を傷害して血液透析を受けなくてはならなくなると言った障害を残すこともあります。
また、血糖値が高いということは血液中の糖の濃度が高いということですので、血液の浸透圧が高くなります。
すると血管の外から血液中に水分を引き込むことで血液を薄めようとしたり、血液中に多くなった水を体外に排泄しようとする機能が働くため、口が乾いて水をよく飲むようになったり、尿の回数が増えると言ったことが発生します。

このように血糖値のコントロールが不十分であると、病気が引き起こされるだけでなく生活の質も低下することがあります。
不摂生を自覚している方、糖尿病治療で良くなったがまだ心配な方などは普段から過度な血糖値上昇を起こさないような食習慣を心掛けることが大切になります。

 

【調査概要】
■調査名称
株式会社ハーバルアイ「2021年冬の血糖値に関するインターネット自主調査」
■調査方法
インターネット調査
■調査期間
2021年10月22日(金)~10月27日(水)
■調査対象者
「漢方生薬研究所」会員の20代から80代
・回答者性別
女性:86% 男性:14%
・回答者年代
20代:3.3% 30代:6.6% 40代:20.9% 50代:39.5% 60代:26.4% 70代以上:3.3%

 

【漢方生薬研究所について】

私たち漢方生薬研究所のテーマは『自然をハコぶ』です。 

漢方生薬研究所は現代のライフスタイルに取り入れやすい形で商品と東洋医学ひいては漢方の考え方をお客様に提供しています。 

ホームページ:https://www.herbal-i.com/

 

【企業情報】

健康の維持増進や疾病の予防に自ら取り組む「ロングタームメディケーション」の重要性とニーズに着目し、漢方製剤の医薬品開発・販売や、薬膳レストランの運営を行なっている。

会社名:株式会社ハーバルアイ
代表者:代表取締役 橋口遼
設立 : 2015年12月
資本金 : 4,959万円
本社 : 福岡県福岡市中央区天神5丁目7-3福岡天神北ビル6階
電話:092-717-6346
URL : https://www.herbal-i.co.jp

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