2023.08.10

【2023年 夏の冷えに関する実態調査】夏でも寒い!冷えの原因や対策は?

株式会社ハーバルアイ(本社:福岡県福岡市 代表取締役:橋口遼)は、夏の冷えに関する実態について、弊社が運営する漢方薬・健康食品のオンラインストア「漢方生薬研究所」会員の20代から90代の24,964名にアンケートを送付し「2023年 夏の冷えに関するインターネット自主調査」を実施いたしました。

【調査結果概要】

1.女性は夏も身体の冷えを感じやすい


『あなたは夏でも身体が冷えていると感じますか?』という設問では、「はい」が22.6%、「いいえ」が56.9%、「どちらとも言えない」が20.5%という結果になりました。
また、「はい」と回答したうちの70%以上が女性でした。

 

2.約90%の人が運動不足だと感じている


設問1.に「はい」と回答した人へ、『運動不足だと感じることはありますか?』と質問したところ、「とてもそう思う」が57.5%、「ややそう思う」が31.5%、「どちらとも言えない」が5.5%、「そう思わない」が5.5%という結果になりました。
夏でも身体の冷えを感じる人のうち、約90%が運動不足であると回答しました。

 

3.7割の人が冷たいものを習慣的に口にする


設問1.に「はい」と回答した人へ、『冷たい飲み物や食べ物をよく口にしますか?』と質問したところ、「とてもそう思う」が39.7%、「ややそう思う」が36.9%、「どちらとも言えない」が12.3%、「そう思わない」が11.1%という結果になりました。
設問8.でも一部抜粋していますが、夏の暑さから習慣的に冷たいものを口にするという人が、7割を占めました。

 

4.夏でも身体が冷える人は温度差を感じやすい


『家族や職場の同僚など、周囲の人と室温などで温度差を感じることはありますか?』という設問では、「とてもそう思う」が21.9%、「ややそう思う」が49.3%、「どちらとも言えない」が19.2%、「そう思わない」が9.6%という結果になりました。

 

5.夏の冷えで感じる主な症状は身体のだるさや肩こりなど


『夏の冷えであてはまる症状を教えてください。(複数回答可)』という設問では、1位は「だるい・疲れやすい」が43.3%、2位は「肩こり」が33.1%、3位は「腰痛や関節痛」が30.0%という結果になりました。
身体が冷えることにより、だるさや疲れやすさ、肩こり、腰痛や関節痛などの症状を感じやすいという回答が上位を占めました。

6.約50%の人が冷えによる症状に悩んでいる


『上記の冷えの症状はどの程度気になりますか?』という設問では、「とても気になる」が9.3%、「やや気になる」が43.9%、「どちらとも言えない」が21.1%、「気にならない」が25.7%という結果になりました。

 

7.身体を冷やさない対策が上位に


『夏の冷え対策で積極的に行いたいことを教えてください。』という設問では、1位は「入浴はお風呂に浸かる」が25.7%、2位は「冷房・扇風機に当たりすぎない」が23.8%、3位は「冷たいものを摂りすぎない」が18.3%という結果になりました。
身体を内外から冷やさない・温める対策が上位を占めました。

 

8.あなたが普段行っている夏の冷え対策があれば、教えてください。

【専門家によるコメント】
ハーバルアイ薬剤師 土井 実咲
●【夏の冷え】●
身体の冷えは寒い時期に感じやすいと思われがちですが、実は季節を問わず起こりうる身体の不調です。
夏は冬に比べ、外の気温が高いこともあり、自覚症状がわかりにくく、気づかないうちに身体が冷えてしまうこともあります。
身体の冷えは夏バテにもつながるため、暑い夏でもしっかり対策することが大切です。

夏の冷えの原因は大きく2つに分けられ、外気により外側から冷やされるものと、食事により身体の内側から冷やされるものがあります。
外から身体が冷やされる原因のひとつとして冷房があります。
屋内で冷房が効いた場所に長時間いると、身体は体温を維持しようとし、血管が収縮します。
この血管の収縮により、血液が身体の上部に押し上げられます。さらに、暖かい空気は上に溜まり、冷たい空気は下に溜まりやすいため、末端である手足が冷えやすくなります。
その結果、頭部は熱く、手足などの末端は冷える「冷えのぼせ」の原因となるのです。
また、外の暑さと冷房の効いた室内との温度差で、身体がうまく対応できず、自律神経が乱れ、血液の巡りが悪くなることで、冷えが悪化することがあります。

さらに、夏の食事にも身体を冷やす原因がたくさんあります。
暑い時期は冷たい飲食物を摂取する機会が増えます。
冷たい物を摂取した場合、内臓が一気に冷えてしまいます。内臓が冷えるとおなかを下しやすくなったり、胃腸の機能が低下し食欲不振などの原因にもなります。
また夏野菜なども身体を冷やす効果があり、暑い夏には適した食材ですが、過剰に摂取すると身体を冷やしすぎる原因になるため適正な量の摂取が大切です。

冷えに使われる漢方薬は体質によって様々です。
女性の冷え性には「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」が使われることがあります。
体力がなく足腰が冷えやすく、浮腫みやすい方におすすめです。
血の巡りを改善してくれるため、女性の生理不順などにも使われます。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」も体力がない冷え性の方に使いますが、特に手足などの末端の冷えによりしもやけになる方や、冷えによる腰の痛みやお腹の痛みがある方に向いています。
また「真武湯」は新陳代謝が落ちて身体が冷えやすい方や、内臓の冷えにより下痢をしやすい方におすすめされる漢方薬です。
他にも冷えに適した漢方薬が多数ありますので、ご自身の体質や症状に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。

冷えは万病の元とも言われています。夏も身体を冷やさない対策や生活習慣の改善を心がけ、身体の不調を予防していきましょう。

【調査概要】
■調査名称
株式会社ハーバルアイ「2023年 夏の冷えに関するインターネット自主調査」
■調査方法
インターネット調査
■調査期間
2023年7月22日(金)~7月28日(金)
■調査対象者
「漢方生薬研究所」会員の20代から90代
・回答者性別
男性:55.0% 女性:44.6% 未回答:0.4%
・回答者年代
30代:1.1% 40代:6.3% 50代:24.5% 60代:33.1% 70代:28.6%
80代以上:5.9% 未回答:0.5%

【漢方生薬研究所について】
私たち漢方生薬研究所のテーマは『自然をハコぶ』です。
漢方生薬研究所は現代のライフスタイルに取り入れやすい形で商品と東洋医学ひいては漢方の考え方をお客様に提供しています。
ホームページ:https://www.herbal-i.com/
【企業情報】
健康の維持増進や疾病の予防に自ら取り組む「セルフメディケーション」「予防医療」の重要性とニーズに着目し、漢方製剤の医薬品開発・販売・調剤薬局運営を行い医食同源や漢方の考え方に特化した商品、サービスを展開しています。
会社名:株式会社ハーバルアイ
代表者:代表取締役 橋口遼
設立 : 2015年12月
資本金 : 5,609万円
本社 : 福岡県福岡市中央区天神5丁目7-3福岡天神北ビル6階
電話:092-717-6346
URL : https://www.herbal-i.co.jp

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