2023.02.24

【2023年春の花粉症に関するインターネット自主調査】
花粉症はもはや国民病!?回答者の2人に1人が花粉症の症状ありとの結果に。花粉が本格的に飛散開始する前に早めの対策を。

株式会社ハーバルアイ(本社:福岡県福岡市 代表取締役:橋口遼)は、花粉症に関する実態について、弊社が運営する漢方薬・健康食品のオンラインストア「漢方生薬研究所」会員の20代から90代の23,845名にアンケートを送付し「2023年春の花粉症に関するインターネット自主調査」を実施いたしました。

【調査結果概要】

1.花粉症の症状がある人の割合

『あなたは花粉症ですか?』という設問では、「はい」が55.3%、「いいえ」が41.1%、未回答が3.7%という結果になりました。回答者の多くが、花粉症に悩まされていることが分かりました。

 

2.「花粉症歴20年以上」の割合が全体の50%

『発症歴を教えてください。』という設問では、「20年以上」50.9%、「15年以上」が11.2%、「10年以上」が15.4%、「7~9年」が4.9%、「4~6年」が12.6%、「1~3年」が4.9%という結果になりました。
花粉症は年齢を重ねるとともに、次第に症状が軽くなっていくケースもありますが、一度発症すると自然に治癒することは稀です。

 

3.花粉症がいちばんつらい季節は春!

『花粉症が一番つらい時期を教えてください。』という設問では、1位「3月」42.5%、2位「4月」26.7%、3位「5月」10.8%という結果になりました。

 

4.「鼻水」「目のかゆみ」でつらいという人が60%

『花粉症で一番つらい症状はなんですか?』という設問では、「鼻水」が36.6%、「目のかゆみ」が30.4%、「鼻づまり」が16.7%、「くしゃみ」が9.1%、「その他」が2.9%、「涙」が1.3%という結果になりました。
花粉症は花粉によって生じるアレルギー疾患の総称で、主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎を生じます。
特に鼻の症状は呼吸もしづらくなるため、集中力の低下やよく眠れないなど日常の生活にも大きく影響を及ぼします。

 

5.花粉症対策1位は「マスクをする」

『あなたが普段している花粉症対策を教えてください。(複数回答可)』という設問では、1位「マスク」33.6%、2位「手洗い・うがい」21.5%、3位「空気清浄機を使用する」11.5%という結果になりました。

6.全体の50%が花粉症薬を使用したことあり

『花粉症対策で薬(服用薬・点鼻薬・目薬など)を使用したことがある、または使用していますか?』という設問では、「はい」が50.2%、「いいえ」が33.6%、「未回答」が16.2%という結果になりました。
傾向としては、フェキソフェナジン塩酸塩、エピナスチン塩酸塩などの第2世代抗ヒスタミン成分を配合した内服薬を使用している人が多く見られました。

 

7.効果を実感している花粉症対策があれば教えてください。
「乳酸菌をとる」、「ヨーグルトを食べる」などの腸内環境を整える食生活や、「睡眠・休養をしっかりとる」、「緑茶を飲む」、「マヌカハニーをとる」などの免疫力を高めることを意識した生活習慣を取り入れている回答が多く見られました。

8.日常生活においてつらいと感じたエピソードを教えてください。
花粉症のつらい症状が勉強や仕事、家事などの日常生活に大きく支障をきたすという回答が多く集まりました。 

【専門家によるコメント】
ハーバルアイ薬剤師 土井 実咲
●花粉症(アレルギー性鼻炎)●
花粉症は医学用語で『季節性アレルギー性鼻炎』といわれ、花粉が飛ぶ時期にくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状に悩まされる病気です。
他にも目の痒みや、花粉が肌に触れることで、肌荒れなどの皮膚症状があらわれる方もいます。
原因となる植物はスギやヒノキの花粉が有名ですが、日本では約60種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。

花粉症の主症状である鼻水や鼻づまりは、東洋医学では「体内の水分バランスの異常(水滞)」と考えられています。
水滞とは、本来であれば体外に排出されるべき水分が、水分代謝の異常によって体内にとどまっている状態のことをいいます。
身体の水分調節は肺・脾・腎などの臓器が深く関わっています。
これらの臓器が1つでも悪くなると体内の水分の分布や排泄が上手くいかなくなります。
鼻水や鼻づまりは、不要な部分に水分が溜まることから起こる症状と考えられているため、水分の偏在を解消し、バランスを整える「利水剤」を用います。

鼻炎の症状は基本的に「水のようにサラサラした透明な鼻水」といった“寒証の症状”からスタートします。花粉症や鼻炎の初期はこの寒証の症状が中心となります。
寒証の症状に用いられる漢方薬が小青竜湯(しょうせいりゅうとう)です。
小青竜湯は、うすい水様のたんを伴うせきや、鼻水が出る方のアレルギー性鼻炎に効果があります。

熱証の症状におすすめなのが、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)です。
熱証の鼻炎の代表的な漢方薬で、蓄膿症(副鼻腔炎)や、それに併う中耳炎、慢性扁桃炎、にきびなどに幅広く使われています。

花粉症の予防には花粉を持ち込まないことが大切です。
飛散量の多い時間は外出を避ける、マスクやメガネで花粉の付着を防ぐ、外に洗濯物を干すことを避けるなど対策を行うことが重要です。
他にも喫煙、睡眠不足、ストレス、偏った食事などは症状を悪化させる要因といわれているため、生活習慣を整えることも予防のひとつと言えます。

【調査概要】
■調査名称
株式会社ハーバルアイ「2023年春の花粉症に関するインターネット自主調査」
■調査方法
インターネット調査
■調査期間
2023年2月10日(金)~2月17日(金)
■調査対象者
「漢方生薬研究所」会員の20代から90代
・回答者性別
女性:48.4%% 男性:47.0% 未回答:2.4%
・回答者年代
20代:0.3% 30代:3.4% 40代:11.8% 50代:29.3% 60代:32.1% 70代以上:14.1% 80代以上:4.9% 未回答:3.8%

【漢方生薬研究所について】
私たち漢方生薬研究所のテーマは『自然をハコぶ』です。
漢方生薬研究所は現代のライフスタイルに取り入れやすい形で商品と東洋医学ひいては漢方の考え方をお客様に提供しています。
ホームページ:https://www.herbal-i.com/
【企業情報】
健康の維持増進や疾病の予防に自ら取り組む「セルフメディケーション」「予防医療」の重要性とニーズに着目し、漢方製剤の医薬品開発・販売・調剤薬局運営を行い医食同源や漢方の考え方に特化した商品、サービスを展開しています。
会社名:株式会社ハーバルアイ
代表者:代表取締役 橋口遼
設立 : 2015年12月
資本金 : 5,609万円
本社 : 福岡県福岡市中央区天神5丁目7-3福岡天神北ビル6階
電話:092-717-6346
URL : https://www.herbal-i.co.jp

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