2022.09.21

お尻のトラブル実態調査!ユーザーに聞いた痔のエピソードを大公開!子どもから「ママのお尻なんか変」【痔に関するアンケート調査結果】

お尻のトラブルで悩んでいる男女比は、ほぼ同数。ユーザーが思う痔の原因第1位は「便秘」という結果に。ユーザーがお尻のトラブルに悩んでいる年数は3年以上と長期化

株式会社ハーバルアイ(本社:福岡県福岡市 代表取締役:橋口遼)は、2022年の夏に行った痔に関する実態について、弊社が運営する漢方薬・健康食品のオンラインストア「漢方生薬研究所」会員の10代から80代の10,167名にアンケートを送付し「2022年夏の痔に関するインターネット自主調査」を実施いたしました。

【調査結果概要】
1.お尻のトラブルで悩んでいる男女比は、ほぼ同数

『あなたの性別を教えてください。』という問いには、「男性」51.5%、「女性」47.7%とほぼ同数でした。

2.お尻のトラブルに悩んでいる年代は「40代」「50代」が半数を占める結果に

『あなたのご年齢を教えてください。』という問いには、1位「50代」27.7%、2位「40代」26.9%、3位「60代」16.9%、4位「未回答」6.2%、5位「20代」4.6%、6位「70代以上」3.9%、7位「10代」0.8%という結果でした。

今回のアンケート調査では「40代」「50代」が多いという結果になりました。「40代」「50代」は働き盛りの世代です。デスクワークで長時間座っていたり、ストレスなどで痔の原因となる便秘になりやすい事が原因のひとつと考えられます。

3.ユーザーのお尻のトラブルに悩む年数は3年以上と長期化している

『現在、何かしらのお尻のトラブルを抱えていますか?』という問いには、1位「3年以上」62.6%、2位「6ヵ月以内」10.69%、3位「6ヵ月以上1年以内」8.4%、4位「今は治っている、痔になったことない」6.11%、5位「2年以上3年以内 」6.11%という結果でした。

便秘や下痢などお尻への負担が多い生活をしていると、治ったようにみえても繰り返すことがあり、長期化してしまうのが痔の特徴です。

4.痔の症状第1位は「内痔核」

『あなたの痔の種類を教えてください。』という問いには、1位「内痔核」48%、2位「外痔核」32%、3位「切れ痔(裂肛)」13%、4位「痔ろう」7%という結果でした。

肛門内側にできる「いぼ痔」を「内痔核」、肛門の外側にできる「いぼ痔」を「外痔核」といいます。内痔核は、自覚症状なく進行して大量に出血するなど排便時に気が付くケースがあります。痛みがないからと放置せず、症状が進行する前に専門家に相談しましょう。

5.ユーザーが思う痔の原因第1位は「便秘」

『あなたの痔の原因は何だと思いますか。』という問いには、1位「便秘」14.8%、2位「デスクワーク」12%、3位「アルコール」9%、4位「ストレス」「妊娠出産」が同票で7.6%という結果でした。

その他に答えた人の回答
・運動不足
・生活習慣
・排便時間が長い、排便回数が多い
・過去の怪我、病気
・疲れ
・スポーツ、筋トレ
という理由が挙げられていました。

便秘になると便を出すために※いきむので、痔核ができて大きくなりやすく、また硬い便を出した時にお尻が切れたり裂けたりする切れ痔(裂肛)が慢性化しやすくなります。

※いきみとは、排便時や出産時などで力むこと。

6.ユーザーが思う痔の嫌な悩み第1位は「脱肛、いぼ」

『痔の一番嫌な悩みを教えてください。』という問いには、1位「脱肛、いぼ」22.3%、2位「病院」16.6%、3位「出血」14.4%、4位「痛み」11.5%、、5位「違和感、不快感 」「完治しない」が同票で5.8%という結果でした。

1位の「脱肛、いぼ」の回答の内訳は、
・便の度にイボが出る
・排便の度、脱肛するのを戻すこと
・イボ痔が治まっても、脱肛が治らない
・疲れてきたり寒くなると、いぼ痔が出てくること

という理由が挙げられていました。
内痔核が大きくなり、排便のときなどに肛門の外に出ることを脱肛といいます。痔の症状1位の「内痔核」がここでも1位でした。

7.ユーザーに聞いた痔についてのエピソード

一部抜粋しましたが、出血関連のエピソードが多く集まりました。出血は身体からの異常のサインです。痔の場合だけでなく痔以外の病気の可能性も考えられます。自己判断で放置するのは危険です。繰り返す場合は、近くの専門医を探して早めの受診をおすすめします。

【専門家によるコメント】
ハーバルアイ薬剤師 土井 実咲
痔の主な原因として、便秘や下痢、排便時のいきみ、長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしなどがあります。近年はデスクワークが増え、特に働いている50代、40代で痔に悩んでいる方が多いようです。
痔の中でも一番多い痔核は、肛門の周辺の血管がうっ血することで起こります。 長時間同じ姿勢でいると血液が下に集まり、肛門がうっ血しやすくなります。
また、便秘や下痢になると、排便の際に肛門へ負担がかかり痔の原因になることがあります。

治療の基本として、痔の原因となる生活習慣を改善することが大切です。
便が硬くならないよう適度な水分摂取を行ってください。
また、食生活を整え、善玉菌を増やして腸内環境を改善することも大切です。
長時間同じ姿勢が続くときは、姿勢を変えたり、軽く体操をするなどしてうっ血を防ぐように心がけましょう。
他にも、お風呂では湯船に入りおしりの血行を良くする、我慢せずにトイレに行く、アルコール類や香辛料を控えることで痔の予防になります。

東洋医学で痔は瘀血(おけつ)による症状の一つとされています。瘀血とは血の流れが悪くなり、滞っている状態です。治療では瘀血を改善する漢方薬を用います。乙字湯や桂枝茯苓丸は肛門のうっ血を改善したり、抗炎症効果があると言われています。
特に乙字湯は大黄(ダイオウ)という下剤成分が入っているので、硬い便を柔らかくして、便秘を改善してくれる効果もありおすすめです。

まずは、おしりに負担のない生活を心がけてください。
生活習慣の改善や市販薬で中々治らない場合は、専門医の診察を早めに受けることも大切です。

【調査概要】
■調査名称
株式会社ハーバルアイ「2022年夏の痔に関するインターネット自主調査」
■調査方法
インターネット調査
■調査期間
2022年8月5日(金)~8月8日(月)
■調査対象者
「漢方生薬研究所」会員の10代から80代
・回答者性別
女性:51.54% 男性:47.69% 未回答:0.77%
・回答者年代
10代:0.77% 20代:4.62% 30代:13.08% 40代:26.92% 50代:27.69% 60代:16.92% 70代以上:3.85% 未回答:6.15%

【漢方生薬研究所について】
私たち漢方生薬研究所のテーマは『自然をハコぶ』です。
漢方生薬研究所は現代のライフスタイルに取り入れやすい形で商品と東洋医学ひいては漢方の考え方をお客様に提供しています。
ホームページ:https://www.herbal-i.com/

【企業情報】
健康の維持増進や疾病の予防に自ら取り組む「ロングタームメディケーション」の重要性とニーズに着目し、漢方製剤の医薬品開発・販売や、薬膳レストランの運営を行なっている。
会社名:株式会社ハーバルアイ
代表者:代表取締役 橋口遼
設立 : 2015年12月
資本金 : 4,959万円
本社 : 福岡県福岡市中央区天神5丁目7-3福岡天神北ビル6階
電話:092-717-6346
URL : https://www.herbal-i.co.jp

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