2022.01.28

痔は病院に行かず市販薬で治療する方が7割という結果に。その理由は、時間が無いより、恥ずかしいが上回る。【痔に関するアンケート調査結果】

痔は病院に行かず市販薬で治療する方が7割という結果に。その理由は、時間が無いより、恥ずかしいが上回る。【痔に関するアンケート調査結果】

痔になった時は、病院に行かず市販薬で治す方が7割。インターネット検索をし、自己診断でセルフケアする方がほとんど。市販薬を使う場合、漢方薬を使用する方が1位という結果に。

 

株式会社ハーバルアイ(本社:福岡県福岡市 代表取締役:橋口遼)は、2022年の冬に行った痔に関する実態について、弊社が運営する漢方薬・健康食品のオンラインストア「漢方生薬研究所」会員の20代から80代の8,259名にアンケートを送付し「2022年冬の痔に関するインターネット自主調査」を実施いたしました。

 

【調査結果概要】
1.ユーザーが痔に悩む季節は、季節は関係ないが1位
季節は関係ないを選択した人が多数だが、冬は痔が悪化傾向な理由とは。

季節によって痔に変化はありますか?という問いには、1位「変化なし」2位「冬」3位「夏」4位「春」「秋」という結果でした。
2位の冬は、寒さによる運動不足、血行不良、水分不足などで便秘になりやすく、痔の症状が悪化してしまう方が多いようです。

 

2.約三割の方が病院に行くのが恥ずかしいと回答。また受診する時間もない。

痔になった時に病院に行きますか?という問いには、1位「いいえ」72.94%、2位「はい」27.06%という結果でした。痔の症状があっても病院受診される方は少ないようです。

その理由は
・恥ずかしい
・病院に行く時間がない
・病院が近くにない
・病院に行くほどひどくない
・手術をしたくない
・金銭的理由
という理由が挙げられていました。

病院に行かない理由の約30%が、恥ずかしいという理由でした。肛門の異変を感じた際には、早めに病院を受診し、医師による適切な診断、治療を受けることをおすすめします。

 

3.病院受診せずに、市販薬でセルフケアをする方が多い。

病院に行かずに市販の薬を使う際どんな薬を使いますか?という設問では、1位「漢方薬」2位「軟膏」3位「注入軟膏」4位「坐剤」5位「舌下剤 」6位「その他」という結果でした。
漢方薬を服用して根本的な原因を取り除き、痛みがある場合は軟膏を塗布するなどのダブル使いの方も多いようです。

4.痔になった時にインターネット検索しましたか?という設問では、「はい」が92.86%

「いいえ」が7.14%「はい」の内1位「Google」2位「Yahoo!」3位「その他」という結果でした。

この結果から、病院に行くのが恥ずかしい方が多い為、痔の症状がある際は、自分で検索をし症状から市販薬を購入、セルフケアをする方が多いのではと考えられます。

5.食生活に気を使う方は半数。食生活で気を付けている事の第1位は、刺激物を控える。

食生活は気を付けていますか?という問いには、1位「はい」55.29%、2位「いいえ」44.71%という結果でした。

はいの回答の内訳は、
・香辛料、刺激物を控える
・野菜中心の食事のバランス
・便秘に気を付ける
・アルコールを控える
・水分を多くとる
・食物繊維などのサプリ
・ジャンクフードを控える
・塩分、糖質制限
という理由が挙げられていました。

アルコール、香辛料の取り過ぎは、肛門を刺激したり、うっ血など、痔を悪化させます。便秘や下痢になってしまうような食べ物もよくありません。また、食べる時間帯も重要で、夜遅くに食べると、就寝中の胃腸に大きな負担をかけてしまいます。

 

【専門家によるコメント】
ハーバルアイ薬剤師 石井佳郎

痔は東洋医学でいうところの「瘀血」による症状の一つとされています。瘀血とは血液の流れが悪くてうっ滞したり、それによって発生する諸々の症状を指しますので、瘀血を改善する、もしくはその様な状態にならないように普段から食事から生活スタイルまで気を配ることが大切です。刺激物の摂取を制限したり、便秘対策をすると言ったことは痔の対策としては適切ですので、このような対策は是非続けられてください。
また、痔核は増殖性病変であるため、外科的に切除する以外に改善するには増殖した部分を削る、あるいは新たに増殖しないようにするために瘀血を改善する漢方薬を用います。漢方薬では乙字湯や桂枝茯苓丸、紫根牡蛎湯等がこれに当たります。また、出血している場合は、出血を止め、組織の状態を改善するために芎帰膠艾湯等の漢方を用います。症状に合わせて選択したり、組み合わせて使うことがありますので、なかなかよくならない方は漢方の専門家に相談されると良いでしょう。
尚、血行改善ということを考えると、病院でもらう「血をサラサラにする薬」と言われるタイプの薬がありますが、これらは瘀血を改善するための薬ではございませんので、瘀血を改善したいということであれば、漢方薬を用いた治療となります。

【調査概要】
■調査名称
株式会社ハーバルアイ「2022年冬の痔に関するインターネット自主調査」
■調査方法
インターネット調査
■調査期間
2021年12月24日(金)~1月5日(水)
■調査対象者
「漢方生薬研究所」会員の20代から80代
・回答者性別
女性:52% 男性:46% 未回答:2%
・回答者年代
20代:2.4% 30代:3.5% 40代:18.8% 50代:37.6% 60代:27.1% 70代以上:7.1% 未回答:3.5%

【漢方生薬研究所について】
私たち漢方生薬研究所のテーマは『自然をハコぶ』です。
漢方生薬研究所は現代のライフスタイルに取り入れやすい形で商品と東洋医学ひいては漢方の考え方をお客様に提供しています。
ホームページ:https://www.herbal-i.com/

【企業情報】
健康の維持増進や疾病の予防に自ら取り組む「ロングタームメディケーション」の重要性とニーズに着目し、漢方製剤の医薬品開発・販売や、薬膳レストランの運営を行なっている。
会社名:株式会社ハーバルアイ
代表者:代表取締役 橋口遼
設立 : 2015年12月
資本金 : 4,959万円
本社 : 福岡県福岡市中央区天神5丁目7-3福岡天神北ビル6階
電話:092-717-6346
URL : https://www.herbal-i.co.jp

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